憎しみの名言

貴方は人を憎んだことはありますか?
おそらく人を憎んだ事が無いという人はいないでしょう。
俺は憎しみや嫉妬の心は、人の感情の1つではないかと思っています。
だから人に対して憎まないようにするには人間としての感情を全て捨てないと
ならないと俺は思います。ここでは先人達の憎しみの名言を紹介して
憎しみの本質と、憎しみの心とどう付き合うかを考えてみたいと 思います。


『憎しみは人を盲目にする。』
O・ワイルド(19世紀のイギリスの劇作家・小説家)


『人を憎むのは、ネズミ1匹追い出すために、
家全体を焼き払うようなものだ。』

ハリー・エマソン・フォスディック(アメリカのプロテスタント神学者)

憎しみと言うものは他の事が考えられなくなるほど頭の中が真っ白になりますよね。
もしそのエネルギーを他の事に使えば結局は自分の為になりますよ。
憎しみの性質を知ることは憎しみと付き合うコツだと思います。


『憎しみは、それをいだいた人間の上にかえってくる。』
L・von・ベートーベン(18〜19世紀のドイツの作曲家)

もし人を憎んで我慢できず復讐を実行してしまうと復讐された
相手や知り合いから憎しみを受ける事になります。それでは結局
憎しみは消える事はないですよね。


『愛と憎しみはまったく同じものである。
ただ、前者は積極的であり、後者は消極的である。』

グロース

そうですね。愛する事と憎む事は相反する事ではなく
感情のエネルギーがプラスに向くかマイナスに向くかの違いだけですね。


『愛の憎しみほど激しいものはない。』
プロペルティウス(古代ローマの詩人)


『憎しみとは人間の愛の変じた1つの形式である。
愛の反対は憎しみではない。愛の反対は愛しないことだ。』

有島武郎(大正期の小説家)

憎しみは愛の変化したものと語る名言は多いです。
愛の反対は憎しみではなく無関心かもしれませんね。
人を憎まないようにするにはいかに人を愛するかにヒントがあると俺は思います。
そこでこんな名言を1つどうぞ!!


『どんなにその人を愛していても、
その人のためにすべてを犠牲にしてはならない。
なぜなら、必ず後で、その人を憎むようになるからだ。』

曾野綾子

深く人を愛せば愛するほどそれが報われないとき激しい憎しみに変わりますよね。
「これだけ愛しているのになぜ答えてくれないんだ?」
と思ってしまうからですよね。人を愛する時も全力で愛するのではなく、
後で憎しみに変らないようにほどほどに愛する方が良いかも知れませんね。
愛情はすばらしいですが時に自分に対して残酷になる事もありますから・・。


2000.4.4

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